東日本大震災、未曾有の円高
さまざまな影響を受け、日本の中小企業は
やむなく海外進出をしなければならない状況になり
富山県の金型工場さんたちがインドネシアに
進出することになったようです。
南海金属も中小企業です。
同じような影響で海外進出を考えております。
海外の労働賃金を見ていると
ものすごく安いので、製造業の賃金は付加価値を
失うとどんどん下がってきてしまうと危惧しております。
誰にもできないニッチな技術が注目されておりますが
そういった会社を目指し、また為替変動を受けにくいように
海外進出をしておきリスクを分散しておくという必要が
ありそうです。
ただ、日本はそれでもやはり終わったわけでは
ありません。
東北地方の方は必死で製造業を再生をしております。
ちょうど先日、技術部長が東北に行かれて
お客様の工場を視察されてこられました。
確かに、壁は壊れ、機械は壊れていましたが、
壁には簡単に有刺鉄線を張り、新しく機械を入れ
ぼろぼろになった建物の中で仕事を始めて
らっしゃるとのことでした。
ほんとに日本人は立ち直りに強いですね。
東北では何社かと面談があり、
南海金属も必要とされているところがあるそうです。
東北復興のためにぜひ何か力添えができればと
思っております。